思うまま描いていこう

歌って踊って図面の描けるアイドル

「担当」するということ

askで「伊野尾担になったきっかけを教えてください」という質問をいただきました。どうやって答えようかとうんうん悩んだけど短い文章に収められそうになかったので、ブログに書き綴ることにしてみます。これを読んで無理だなぁと思った方は遠慮なくTwitterのTLからわたしを消してください(笑)




結論から言うと伊野尾くんを担当しようと決めたのは2015年8月2日、JUMPing CARnival大阪公演の最終日。そうですまだ1年も経ってないです。所謂ド新規です、それもたぶん伊野尾担なだけに割と嫌われる方の(笑)

Hey!Say!JUMPの存在はもちろんもっと前から知っていて、中学校に熱烈なジャニヲタがいたからJ.J.ExpressYa-Ya-yahの存在もちゃんと記憶にある。わたし自身バレーボールをしてたから国際大会で歌うデビュー後のJUMPもテレビ越しに何度も見てたし。それでもそのままファンになることはなかったです。楽曲はちょこちょこ聴いてたかなぁ。真夜中のシャドーボーイとか瞳のスクリーンとか、そのへん結構好きだった。


あ、Hey!Say!JUMPいいなって思ったのはRide With Meをテレビで歌ってるのを見たとき。こんな曲歌うんだ、かっこいいなって。それからAino Arika、ウィークエンダー/明日へのYELLとかは携帯やウォークマンに入れて聞いたり。ウィークエンダーは本当にハマってカラオケでもしょっちゅう歌ってたな〜〜!嵐にしやがれの前時間帯にドラマやってた影響もあるのかもしれない!


伊野尾担として一番最初の転機になったのは2014年の秋頃、とあるブログを読んで。たぶん嵐担JUMP担だけでなく、ジャニヲタなら読んだことがあるのではないかと思います。

(勝手にリンク失礼致します)

同じように二宮担から伊野尾担へと降りた方のブログでした。衝撃的だった。それまで二宮くん以外の誰かを担当するという考えを持ち合わせたことなかったし、そんな未来を想像したこともなかった。わたしが二宮担辞めるときはジャニヲタ辞めるときだなって本気で思ってた。疑ったことなかった。

このときどうしてこのブログがそこまで心に響いたのかって、おこがましいけれど、二宮くんに対する考え方がすごく似てたからだと思う。
二宮くんが見せてくれる、世界が好きで、踊らされてるんだってわかってて、惑わされて夢中になってることが最高に幸せで楽しかった。ひねくれてんだか素直なんだかわからないところも、ダンスの癖も、涙袋も、二宮くんのこと、好きじゃないと思うところなんて、ほんとに一つもなくて、こちらに見せてくれてる部分は全部ほんとにいちいち大好きで困るくらいで。そしてなんでかその気持ちはどうしようもなく泣きたくなるところへ繋がる。
今でも、二宮くんを見てると感じる、愛しさの向こう側の鼻の奥がつんっとなって泣きたくなる気持ちは変わらない。そしてこの気持ちはたぶん、ずっと、二宮くんに対してだけのものだと思います。
なんでかこのブログを読んだ当時泣きそうになったことを今でもすごく覚えてる。知り合いでもない、担降りなんて脳内に欠片もなかったのにね。不思議と胸が詰まる思いでした。

Hey!Say!JUMPの、伊野尾くんがわたしにとって気になる人になったのはこのブログがきっかけです。


そのあとしばらくは何事もなく嵐担としての毎日を楽しんで、やっぱりわたしはこのままずっと二宮担やってくんだな〜って思ってて、それが少し変わり始めたのはTwitterで仲良くしてたフォロワーさんが伊野尾くんのことをつぶやき始めたとき。それははっきりといつ頃か覚えてないけど、たぶんワクワクの発表やカラフトよりもっと前だったと思う。TLで時折見かける「いのちゃん」ってワードに内心「あの伊野尾くんだ!」ってドキドキしたりして。

わたしは自分の好きなものや人を周りに発信するのが割と苦手で、特にジャニーズや芸能人に関しては好きになってすぐの頃は引け目を感じて言えないタチで。だからなにも言わずにひっそり覗いてるだけだった。


嵐のワクワク学校にJUMPが参加するって知ったときも周りの嵐担のように、なんで?生徒はわたしたちファンじゃなかったの?って疑念があったのも本音です。今年ほどプラスに考えられる余裕はなかったなぁ。

ワクワクは残念ながらわたしが参加した大阪ラストは伊野尾くんの目立った活躍はなく(田植えは高木くん、鐘つきは知念くん、あとは裕翔くんが福男に勝った回)、ただただ盆踊りがかわいいとかそんな印象。一緒に入った二宮担の友だちが伊野尾くんのこと見て「あいつ調子乗ってるよな!」ってふざけてたのは覚えてる。


ただこのワクワク後のタイミングが面白いほどに完璧で、翌週のベイスト二宮くんお誕生日回のメッセージは山田くんからでした。そこで聞いたキラキラ光れがすごく気に入って、Twitterでもめっちゃ好き!って騒いでた。滅多にしないのにこの日のベイストはわざわざウォークマンに落として何度も聞いた。自分でもびっくり。

あとわたし的に大きかったのはニノさんへの出演だった。関西では週遅れで放送されてたニノさんの、「ニノさんの一生学ばないコト」。伊野尾くんが出るって知ってずっと楽しみにしてた。大阪では夜中の1時頃からの放送だったから普段めったにリアタイしないし、なんなら録画してても見ないことだって少なくなかったのにこの回はちゃんと起きてテレビにかじりつくようにして見てた。建築について話す伊野尾くんはすごく生き生きしてて楽しそうだったし、企画の進め方から頭の良さや回転の速さが伝わってきたし、ちょこちょこ入れてくる調子に乗ったおふざけがおもしろかったし、二宮くんとの初めての1対1でちょっと緊張した様子が初々しくてかわいかったし、何より話し方も笑い方も声も笑顔もちょっとしょげた表情も全部全部好きだなぁって思った。わたし、この人好きだって。もっと知りたいなぁって思った。


そこからこっそりアルバムの番宣で出てたいのゆと有吉ゼミを録画して見たり、テレ東音楽祭もバイトでリアタイはできなかったけどアップして帰宅後ソッコー再生して、何回も繰り返し見た。不思議な感覚だった。嵐の出てない音楽番組をこんなに楽しみにしてるなんて。アルバム発売後に「最近毎日Hey!Say!JUMPのアルバムを聴いてる」ってツイートしたら反応をくれた子がいて、それがこの後長い深い付き合いになる山田担(翔さんと掛け持ち)です。

この山田担とのやりとりの中で初めて伊野尾くんが気になるってことを明かしました。本当に初めて、やっと人に言えた。気になってもすぐ口に出せなくて、このときですら言うか言うまいかすごく悩んで、やっとの思いで押したツイートボタン。指先は震えてたよ(笑)そしたら前述の「いのちゃん」ってよくつぶやいてたフォロワーさんが反応をくれて、肯定してくれて、このとき初めて「あぁ、わたし伊野尾くんのこと好きになって、応援してもいいのかな」って思えた。


その後のTHE MUSIC DAYは当日朝からずっと例の山田担とLINEしながら見てて、JUMPの出番が近づくたびにどうしよう泣きそうなんて言ってて(まなちゃん今から泣いてたらJUMP出てきたらどうなるのってフォロワーさんに言われた)、実際JUMPが出てきたときはほんとにわけわかんないけど泣いちゃったし、RWMで一瞬だけ抜かれた伊野尾くんがかっこよすぎて何度も繰り返し見た。シャッフルメドレーは二宮くんがまさかのウィークエンダーで、でも最後のスイートアンサー♡してくれなかったから拗ねて結果MADE IN JAPANばっかり見た。でもいのありと翔さん以外誰が歌ってるのかぜんぜん把握してなくて、数回見てやっと関ジャニ∞の村上くんがいることに気づいた。あんなに髪の毛振り乱してたのに。


myojoの一万字インタビューも買って読みました。伊野尾くんの話す言葉が清々しくて、苦労話はしたくないって姿勢が格好よくて、なんか気づいたらぼろぼろ泣いてて。
ーじゃあ、ひとつだけ、本音で答えてよ。今まで、楽しいこと、つらいこと。どっちが多かった?
「同じくらいだと思います」
こういう職業だからこその苦労って山ほどあったはずなのに、他のみんなだって大変な思いをしてるし挫折も味わってるはずだし、だから楽しかった話とかおもしろかったことの話がしたいって話す伊野尾くんがすごく格好いいって思った。なんて男前なアイドルなんだ、と。適当だって言われてるけど曲がらない芯の強さに心打たれて、そして惹かれたんだと思います。



山田担とDVD鑑賞会をして、昔の映像やエピソードを漁って、めったにかからない通信制限がかかるくらい動画を見て、最初は伊野尾くんのこと好きになったばっかりだし会いたいよりも知りたい気持ちが大きいからって思って諦めてたけどやっぱり…って思ってコンサートに行きたいってつぶやいたら山田担の子が声をかけてくれて、大阪ラストに入って。こんなに楽しいコンサートがあるのかと思った。本当に楽しい2時間で、あっという間で、アンコールが終わって花道が解体されていくのを見てもう会えないことに絶望して号泣した。

初めて見た伊野尾くんはテレビや雑誌で見る何倍もかわいくてかっこよくて、そして何より綺麗でびっくりした。未だにコンサートで伊野尾くんを見るたびに綺麗だな、美しいなと感動する。歩き方から指先の先まで、全部神経が研ぎ澄まされてるみたいな踊り方するの、本当に綺麗で好きです。びっくりするくらい伊野尾くんしか見てなかった2時間だった。


それまでずっとあやふやにしてたHey!Say!JUMPの、伊野尾くんの存在を担当すると決めたのはこの日でした。当時まだ完全に嵐垢だったTwitterにて、二宮くんと伊野尾くんを掛け持ちしますって宣言したの。スクリーンショットが残ってる(笑)
別に改めて言うようなことでもないかもしれないけど、絶対絶対今日のこと忘れたくなくて。ほんとに楽しかったから。コンサートでの伊野尾くんは相変わらずかわいくて、振りも間違えてて、ファンサよりも自分の髪型気にしてて、関西弁がうまくて適当で。やっぱり好きやと思った。大好きやった。


以上がわたしが伊野尾くんを担当するに至るまでの長ったらしい経緯です。これまで掛け持ちに関して一切の興味どころか掛け持ちって何なの?くらいに思ってた自分がまさかこうなるとは予想もしてなかったし、今では完全に伊野尾くんが主人格になってしまってるんだから世の中何が起こるかわからない!怖いね!

伊野尾くんを担当し始めてからは二宮くんのことについてもあれやこれやと悩むことが増え、一時期本当に降りようかと思ったこともあるけど、わたしはやっぱりふたりのことが好きです。担当として全世界に胸を張れる、自慢のアイドルです。


2015年に急速に伊野尾担が増えたこともあり、わたし自身自分がド新規なことに引け目を感じ続けているので今まであんまり伊野尾担になったきっかけや時期を明確にせずにきたけど、良い機会をいただいたので話してみました。これを読んでわたしのことを不快に感じた方はフォローを外してもらって構わないです。新規が嫌な方がいるのは重々承知の上です。


伊野尾くんの露出が今ほど多くない時期を応援して支えてきた伊野尾担の方には頭が上がらないし、その人たちのおかげで伊野尾くんがこうやって今いろんな番組に出られているのかと思うと感謝しかないです。だから伊野尾くんが最近仕事が決まるたびにインタビューで口にする「昔から支えてくれたファンの方に恩返しがしたい」って言葉を聞くたび、わたしみたいな永遠の新規には見向きもしないで、そうやって長年のファンの存在をちゃんと分かっていて感謝を綴る伊野尾くんでいてくれることがすごく嬉しいなと思います。これからも変わらず、ずっとそんな姿勢でいてほしいと。変わってるかな。でも本当にそう思うの。そう口にしてくれる伊野尾くんだから、好きになれてよかったって心から思う。

わたしのようなド新規が原因で伊野尾くんから降りる人を見かけるたびにすごく落ち込んで、申し訳ない気持ちでいっぱいになるけど、こんな風に新しく伊野尾くんを好きになったことが伊野尾くんにとって「自信」に繋がるなら、新規でも悪くないかなとこの間発売された日経エンタを読んで少し思ったよ。昔からずっと支え続けているファンが伊野尾くんにとって「誇り」で、新しいファンが「自信」になるなら。わたしが好きになったことも、伊野尾くんにとって少しは価値あるものになるのかな?と、バカみたいに考えます。浅はかな考えですいません。


これからもきっと伊野尾くんを担当していく上でいろんな悩みや葛藤を抱くと思うけど、わたしはわたしらしく、今までの伊野尾くんもこれからの伊野尾くんもまるっとまとめて好きでいられたらなぁと思います!まだまだ知らないことだらけ、頑張って拾えるだけ拾い集めて、それでも追いつけるなんて思ってもいないけれど。伊野尾くんを好きになったこと、後悔なんてひとつもないと胸を張れる伊野尾担でいるために、わたしはやっぱりこれからも伊野尾担でいたいです。